目次
おっぱいの離れ胸ができる理由
「わたしの胸ってなんか離れてる?」
「胸は小さくないのに谷間ができにくい・・・」
そう疑問に思ったことはありませんか?
そんなあなたは離れ胸になっているかもしれません。
離れ胸とは、バストが左右に離れていってしまっている状態のバストのことです。
みなさん、胸の黄金比ってご存知ですか?
まずは下着をつけていない状態で鏡の前に立ってみてください。
鎖骨と鎖骨の真ん中(へこんでいる箇所)と、左右のバストトップを結んだとき、
正三角形であることが最も美しく見える胸の黄金比だと言われています。
この黄金比をゴールデントライアングルといい、このゴールデントライアングルが
きれいに整っていることが理想的な形と言われています。
また、肩と肘のちょうど真ん中(肩から肘の長さの2分の1)のラインに
バストトップの位置があるのが理想の胸の高さです。
それに対して離れ胸は、このゴールデントライアングルの下の辺が崩れて
底辺が長い二等辺三角形になってしまうことが特徴です。
ほかにも、下の特徴にあてはまる方は離れ胸の可能性が高いといえます。
◆バストトップが左右に離れている
◆谷間ができない
◆バストのハリがなく垂れている
◆小胸ではないのに実際のカップよりバストが小さく見えてしまう
いかがですか?
鏡の前の自分のバストを見て、あてはまった方も多いのではないでしょうか。
では、どうして離れ胸になってしまうのかその原因についてチェックしてみましょう。
◆胸を支える筋力の低下
◆姿勢が悪い
◆ホルモンバランスの乱れ
◆ブラジャーのサイズが合っていない
◆ノーブラで過ごすことが多い
◆生まれつきの骨格や遺伝
このように離れ胸の原因はいくつかありますが、先天性の場合と後天性の場合
があります。
後天性の場合は原因が1つだけではないので、それぞれ対処方が異なってきます。
筋トレをしたり、姿勢を良くするよう意識したり、生活習慣を変えたり・・・。
自分でできる改善方法はいくつかありますが、寝ている時間はどうでしょうか。
睡眠は1日の3分の1を占めています。寝ている時には、自分で意識することは難しいですよね。
そこで就寝中はナイトブラを着用し、離れ胸対策をすることをおすすめします。
キレイな谷間ができるとそれだけで気分も上がりますし、上を向いたハリのある胸をいつまでもキープしたいですよね!
まずは離れ胸になる原因から詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ノーブラで寝るのがヤバイ?
寝る時にもブラジャーをつけた方がよいと思いますか?
答えは「YES」です。
寝ている間は、立っている時に比べて胸が小さくなり、脂肪が横へ流れています。
また、何度も寝返りをうったり横に向いたりすることで、ハリのない形が崩れた
バストになってしまいます。寝るときには絶対にノーブラで寝ないようにしましょう。
寝ている間にブラジャーを着けることは、バストが動いて形崩れを防ぐ効果があるのです。
ただし、寝ている時に昼間着用しているブラジャーを着けるのは「NO!」です。
日中立っている間は下に重力がかかり、ブラジャーがそれを支える役目をしています。
しかし、寝ている間はバストを圧迫し、血行不良を起こす可能性があります。
また、普通のブラジャーでは横向き寝や寝返りなどでブラジャーがずれてしまい、バストの脂肪が流れていってしまいます。
その点、ナイトブラは寝ている時に着用するために設計されているので、
締め付け過ぎず、胸全体を包み込みバストの脂肪をしっかりホールドしてくれます。
就寝中も正しいバストの位置をキープすることができ、離れ胸の改善につながるのです。
運動すると離れやすい?
バストには乳腺と脂肪を支えるクーパー靭帯というものがあります。
バストを形成する組織とつながっていて、組織全体を支えています。
バストを吊り下げているゴムのようなイメージです。
このクーパー靭帯は激しい上下運動に弱く、強い揺れ等で伸びたり切れたりしてしまいます。
そして残念ながら、一度伸びたり切れたクーパー靭帯は元に戻りません。
足の靭帯を切った際には切れた音がして、激しい痛みがあります。
しかしクーパー靭帯は切れても痛みや自覚症状はありません。
知らないまま日常生活を過ごしてバストの下垂を進行させてしまうことがあります。
吊り上げる力がなくなってしまったバストは重力にしたがってたるみ、横に流れるように形が崩れてしまうこともあるでしょう。
ブラジャーを着けてバストをしっかり支えることは、クーパー靭帯を守り、
形の良いバストを維持する為にもとても大事なことなのです。
うぇーーーい💙
女神ツイッタラーさん達の美しいナイトブラ姿に魅せられて私もナイトブラデビュー\(´ω` )/楽チンすごい✨ pic.twitter.com/aqsAzt4yT3— あお🌎 (@d4r_mk) 2019年6月13日
ブラのサイズが合っていない
みなさんのブラジャー選びの基準はなんでしょうか?
「デザイン重視」「価格」「着け心地」等で選んでいる方も多いと思います。
ブラジャーを購入する時、試着をしていますか?
実は、自分にあったサイズのブラジャーをつけている女性は少ないと言われています。
下着メーカーの調査でも、なんと7割の女性が自分のサイズを勘違いしていることが分かっています。
あなたのブラがからだに合っているのかチェックしてみましょう
体に合ったブラジャーは、バストにはもちろん動いている時にもフィットします。
しかし以下の状況になっていたら、合っていないサインです。
☑うきブラ:からだを左右にひねると、カップから胸がうく
☑はみブラ:両腕を振ると胸のお肉が脇からはみ出してくる
☑ずれブラ:両腕をバンザイすると、ブラジャーがずり上がる
☑おちブラ:両肩をまわすと、ストラップがずり落ちてくる
☑ゆれブラ:ジャンプをすると、胸が大きく揺れる
☑つりブラ:前かがみになると、ブラジャーの後ろが上がる。
ブラジャーのサイズが合っていないとどうなるのでしょうか?
カップのサイズが小さいと、背中や脇が締め付けられて血行不良になるだけでなく、締め付けられた脂肪がブラジャーからはみ出してしまいます。
逆にカップやアンダーにきちんとフィットしていないものを着けていると、バストが揺れてバストを支えるクーパー靭帯を傷つける原因にもなります。
ブラジャーは胸を支える大切な下着です。
腰、背中、二の腕の脂肪に悩んでいる方も多いと思いますが、
実はその脂肪はバストから流れていったお肉なのです。
間違ったサイズのブラジャーを着けたり、正しい着け方が出来ていないと
脂肪は重力に負けてどんどん下へ流れていきます。
脂肪は形状記憶します!
ブラジャーを着ける時も、流れてしまったお肉を全部カップの中に入れ込むようにして、正しい場所に戻してあげましょう。
ナイトブラにも様々な種類が出ていますが、自分の体型にきちんとあったブラジャーを選ぶようにしましょうね!
今日はナイトブラ着けて寝よーっと💭 pic.twitter.com/L8pACu2ie5
— なつ (@natsu_1713) 2019年6月20日
クーパー靭帯が伸びている
先ほどから何回か出てきているクーパー靭帯という言葉ですが、
よく知らないという方もいると思います。
クーパー靭帯って?
クーパー靭帯とは、バストの上部に位置する靭帯のことです。
乳腺や脂肪などの組織全体を持ち上げてくれる働きをしてくれます。
バストを上から吊り上げてくれるゴムのようなイメージです。
合わない下着をつけたり、ノーブラで寝たりすると、クーパー靭帯が伸びてしまい、バストの下垂を早める原因となってしまいます。 なので、下着メーカーさんはサイズの合った下着をおススメするのでしょうね。 pic.twitter.com/mHZxIRK74c
— 美的❤︎カラダ習慣アドバイザー (@Bitekimiya) September 16, 2018
バストは9割が脂肪でできており、とても柔らかく形がくずれやすいものです。
バストそのものには筋肉がないため、その代わりにバストを吊り上げて
支えてくれる重要な役割を果たしてくれているのがクーパ靭帯なのです。
しかし、加齢とともに筋力が弱まり靭帯がひっぱる力も衰えてきます。
また、クーパー靭帯はとてもデリケートなので激しい運動で胸が上下に揺れたり、
ノーブラのまま寝てしまうことでクーパー靭帯はダメージを受けてどんどん伸びてしまいます。
一度伸びてしまったゴムは元には戻りませんよね・・・。
クーパー靭帯も伸びたり切れたりしてしまうと修復不可なのです。
クーパー靭帯のダメージを防ぐためにも、昼間は正しいサイズのブラジャーを着用し、就寝中はナイトブラを着用してバストをしっかり支えることが大切なのです。
骨格の影響
離れ胸の原因の一つとして、生まれつきの骨格があります。
胴の骨格が以下どのタイプによるかで判断できます。
①筒型タイプ:身体に厚みがあり、前からと横から見たときであまり差がない骨格
②薄型楕円形タイプ:横から見ると身体が薄く見える骨格で痩せ型の人に多い骨格
胴の骨格が薄く平たい方よりも、筒型タイプの方が全体的に丸みをおびている
ため、バストが左右とも外側に向いて膨らみやすくなり、バストが離れてしまうのです。
日本人の骨格の多くは、この筒型タイプにあてはまるようです。
元下着屋店員ですけど、骨格ストレートは薄型楕円形のタイプが多い気がする。とにかく合うブラが見つかりにくい。私がまさしくこのタイプでよく悩んだ。
オススメなのはワコールのリボンブラ。リボンブラはまじでおすすめ。騙されたと思ってフィッティングしてもらってくれ。 pic.twitter.com/g61z6RXIZp— ROM (@ROM07190719) August 23, 2018
このように日本人は生まれつきの骨格で、離れ胸になりやすい人もいることが分かりましたね。
しかし、離れ胸の原因はナイトブラの着用などで自分で予防できることがほとんどです!
まずは自分にあったブラジャーをしっかり着用して、その他の対策方法も試していきましょう。
うつ伏せで寝るから
睡眠時間は1日の3分の1を占めます。
睡眠時にノーブラでいると、長時間左右に胸のお肉が流れたままということになります。
また、睡眠時は平均して寝返りを20回するというデータがあります。
寝返りを繰り返すことで、バストを支えているクーパー靭帯は伸びたり傷つきやすくなっていきます。
またうつぶせ寝をすると体重がすべてバストにかかることになり、バストの形が崩れたりクーパー靭帯を傷つける原因となります。
このようにナイトブラをしないで寝ることを続けていると、背中や脇に脂肪が流れていきバストも左右にどんどん離れていってしまうことになるのです。
下ではなく横に垂れる理由は?
日中動いている時は、立った姿勢のため下に重力がかかります。
それをブラジャーが下と横からバストを支える役目をしてくれます。
では寝ている時は、どうでしょうか?
仰向けに寝れば、寝ている間は左右の脇の方へ脂肪が流れていきますし、横向きになれば片方に重力がかかります。
つまり、ノーブラの状態だと胸の脂肪が脇から背中へとどんどん流れていってしまっているのです。
これにより胸の乳腺や脂肪を支えるクーパー靭帯は伸びてしまい、バストが横に垂れてしまいます。
ナイトブラなら寝ている間にしっかりバストをホールドし、正しい位置をキープしてくれるのでクーパー靭帯を保護し、胸の垂れを防ぐことができるのです。
年齢が上がるほど離れる傾向がある?
年齢とともに徐々に離れていくバスト・・・。
その原因は、加齢による筋力の低下にあります。
胸を支えているのは大胸筋という筋肉になりますが、この筋肉が低下すると胸の重みに耐えられず、重力に負けて垂れたり離れてしまうのです。
バストの乳腺や脂肪を支えてくれているクーパー靭帯も加齢とともに弱っていきます。
クーパー靭帯はコラーゲンで出来ています。年齢を重ねるとコラーゲンの生成能力も落ちていくので、クーパー靭帯も伸びたり切れやすくなってきます。
普段からコラーゲンの元となるタンパク質をしっかりとる食事を心がけ、クーパー靭帯が弱っていかないように予防するとともに、就寝時に切れないようナイトブラをしっかり着用してバストを保護していきましょう。
離れ胸はナイトブラが効果的?
立っている時のバストは下に重力がかかるのに対し、寝ている時は上や横にも重力がかかります。
だから、寝る時にもブラをしてバストを固定しないと、お肉が背中や脇に流れたり、形崩れしやすくなってしまうのです。
ただ、昼用のブラジャーは窮屈で寝る時には着けたくない、という方もいますよね。
下着メーカーのアンケートでは、寝る時にブラをつけていない方が全体の約7割という結果が出ています。
就寝中にブラを着けない理由
・「締め付けがきつい」
・「寝ている間にずれてしまう」
・「つけないで寝た方が楽」
やはり、日中の締め付けから解放されたい方が多いようですね。
昼用のブラジャーでは、立っている時はしっかりバストを支えてくれていますが、
寝ている時の横流れを防ぐことはできません。
ナイトブラなら寝ている間にもしっかりとバストをホールドしてくれる為、バストの形を崩さずキレイな形を保ってくれます。
また、伸縮性があり肌に優しい素材が使われているため、つけ心地がよいのもナイトブラの特徴です。
これまで就寝時にブラを着ける習慣のなかった方や、締め付けが苦手な方でもストレスを感じることなく使い始めることができます。
離れ胸に最適なナイトブラの選ぶ視点
寝ている間もバストの正しい位置をキープし、離れ胸予防にもなるナイトブラ。
離れ胸にはナイトブラを必ず着用することがとても大事なことだと分かっていただけたでしょうか。
しかし素材やデザインなどさまざまな種類があり、どれがいいか迷ってしまいますよね。
ナイトブラ選びで失敗しないためにも、以下の点に注意して選ぶようにしましょう。
表垢で呟くわけにもいかないからこっちで
噂のナイトブラ買ってみたのさ
これで本当に寄るのか… pic.twitter.com/A7edkzbKLu— かすみ (@k90pqDT11iHqBhy) 2019年6月28日
フロントホックがポイント
脂肪は移動するので、しっかりキャッチしてあげることが重要です。
何もしないと重力に負けて、下や横へ流れていってしまいます。
また、痩せ型のスレンダーさんの中には、「胸に脂肪がないから」
「痩せていてバストが小さいから垂れないだろう」と思っている方もいるかもしれませんが、それは間違いです!
バストは9割脂肪でできているため、とても流れやすいのです。
痩せ型さんもしっかりバストの脂肪を固定できる補正力の高いブラジャーを選んで離れ胸を防ぎましょう。
フロントホックになっているナイトブラなら、しっかりバストが寄せ上げられ、谷間のある理想のバストに近づけますよ!
下乳を支えよう
バストを吊り上げる働きをしているクーパー靭帯ですが、加齢や生活習慣によって伸びてしまうことがあります。
切れたり伸びたりすると元に戻らないため、バストの形を維持するためにはブラジャーの選び方は重要です。
バージスライン(胸の下の丸い部分)に沿って下乳からしっかり支えて固定できるブラジャーを選びましょう。
脇ががっちりホールドされるもの
離れ胸の原因は、脂肪が横や下に流れてしまうことです。
就寝中は特に脂肪が流れやすくなってしまい、ノーブラだと完全に左右に流れていってしまいます。
また、せっかくナイトブラを着けていてもホールド力があまりない、もしくはサイズが合っていないとなると、せっかく着用していても寝返りなどでズレてしまう可能性はあります。
それを防ぐためにも、ナイトブラを選ぶときはバストが横に流れるのを防ぐ機能を持っているもの、寝返りをうってもバストの位置をキープできるものを選びましょう。
サイド部分である脇周辺のカバー力があるかどうかがポイントです。
ナイトブラを選ぶ際はこのポイントをしっかりチェックしておきましょう。
もう2度と失敗しないブラの選び方。 https://t.co/Ovg2k3CHpr pic.twitter.com/7EVddZn1GK
— VOGUE JAPAN (@voguejp) June 10, 2018